ピラミッドストラクチャーの欠点

先日のエントリーで紹介したピラミッドストラクチャー。他者にある意見を提示する際に、その意見がどのような論理展開から導かれたのかを相手に明示するために使われる手法の一つなのだけれども、こいつの欠点を見つけた。

相手に何か意見を提示する際に、理由として本音をありのままに伝えるならば、この手法が有効なのは確か。だけど、本音をそのまま伝えずに、建前で隠すケースもビジネスの世界ではよくある。このような場合、まず本音による論理展開によって自らの意見が決まり、それから後付けで建前による論理展開を構築することになる。しかし、PSはボトムアップ形式だ。つまり、PSには論理を後付けする術が無いのである。建前を扱う術が無いのである。

あっ!そういや、今日は理屈を受け付けないとか朝書いたな。しっかり受け付けてますね、残念ながら。はー・・・。